ver4への道・・・・・ネタ、その4

ちょっとずつですがこのデータロガー、イロイロわかってきました。

 

 

VVELのポジションのログが取れるようになりました。

純正のワイドバンドA/Fセンサーのログも取れるようになりましたが
この数値をA/F値に変換する関数も装備されているんですがなかなか
道は遠いです。

それにしてもホントに技術は進んでいるんですね~~~~~。

一昔前には数百万もしたデータロガーが今や弊社でも買える価格になって
しかも機能はとても多いです。

使いこなすかどうかは弊社の勉強にかかっています。

まずはドライバー側からクルマに与える

アクセル開度(スロットルポジション)

車速

負荷

そしてその時の

エアフロセンサー

A/Fセンサー

O2センサー

水温

吸気温度

これらのパラメータがECUに入ってECUは演算をして出力させるのが

燃料

点火時期

まずはここからです。

ココをキチンとできていないでVVELだのVTCだのやったところで・・・

特に燃料はとてもシビアです。

今までフィードバックに苦しめられて理想のA/Fまで行かなかったのが
今回はやっとできそげです。

できるってことはかなりのリスクを伴うことを意味します。

そりゃそうです。

純正ECUがかなり強力なフィードバックを装備させているってことは
とにかくEGを壊さないってことが第一だからです。

だから我々ごときがちょっとデータを替えたところでムリだよ~~んって
邪魔してきた機能をやっと退治できました。

これでかなり自由度は増しました。

でも壊すリスクも増えました。

シーズン前半のサーキットはver4のテスト、検証に明け暮れるでしょう。

ソコまでやらなきゃ世界最高峰品質なんて軽々しく口にできませんよ。

ver4への道・・・・・ネタ、その3

賛否両論はココでは置いとくとして安倍晋三の国葬、国家元首ってインドの
モディ首相たった一人だけが出席するらしい。。。。。

バカにされたモンですね~~~~。

日本政府は税金を大量に散財して超、赤っ恥。

どのツラ下げて外交の岸田なんて言えたんだろう??

世界にとってはJapanPassingってヤツです。

ま、いつものことですけど自民公明にズブズブの既得権益がボロ儲け。

さて、新しいロガーを導入して2号機でテストをしていますがそうそう
カンタンにはモノって運ばないですよ。

そもそもZ34用にできているワケではないのでいろんなことの設定や
キャリブレーションってのをやらないとンまく表示してくれません。

やっとココまで来ました。

 

 

でも、なぜか車速なんてカンタンなパラメータが表示できない。

あと、インジェクターデューティーとO2もまだできていません。

ナニをどうすればンまく表示できるのか?

マニュアルとにらめっこです。

A/Fと点火時期のログは取れるのでver4は進んでいます。

ver4への道・・・・・ネタ、その2

ニュースでもご覧になった人も多いとは思いますが有名ラーメン店の店主が
猫に噛まれてお亡くなりになったってハナシ。

噛まれたのが13日の夜らしく次の朝にはかなり腫れていたらしいです。

その後、腫れは引かずに亡くなったのが10日も経ってからってことです。

決して知ったかぶりするワケじゃあありませんがきっと感染症にかかって
最後は多臓器不全、そんなカンジがします。

違ったらすいません。

お医者さんに診てもらって適切な治療をしていれば。。。って感じます。

何回か食べに行ったことがあるのでご冥福を祈るしかありません。

何でこんなハナシを書いているかと言うと有名ラーメン店の店主に限った
ハナシじゃありませんがシロート判断の危険性ってのはかなりあります。

ヘタなプロフェッショナルよりも優れた技術を持つスーパーシロートが
存在することは否定しません。

ただ、我々の業界に限って見渡してみれば個人的な私見ではありますが
95%以上の自己流は失敗しています。

20人に1人くらいしか結果につながらないです。

もっと少ないカモ?

シツコイようですが個人的な感想ですよ。

やっぱり結果に繋がる人ってプロの活用が上手です。

考えてみりゃそりゃそうですよ。

開発ってとてもとてもタイヘンです。

おカネもかかれば時間もかかります。

それだけ時間とカネをかけた製品にプロは責任を持ちます

責任を持たないプロもどきもいるな・・・・。

弊社だって何回もやらかしていますがその分とてもとても詳しくなりました。

ココでは書けませんがダメなパーツってのも多々あります。

そのセットで猪突猛進しても・・・・・・カネと時間をドブに捨てている。

それに気付くか気が付かないでどんどんドロ沼にハマって行くかはまさに
ご本人次第です。

以前にも書きましたがZ34V36で350名以上のお客さまと接してきて
もちろんいろんなタイプのお客さまがいらっしゃいます。

もちろんお客さまのご選択は弊社では最重要視しています。

クルマってトータルバランスの賜物です

こっちをイヂればあっちにも影響を及ぼすってことはシロートにはまず
わかりません。

Z34のABSモンダイなんて最たるモンですよ。

フロントバンパーを換えただけだってアンダーやオーバーになることも
多々ありますがバンパーを換えただけでアシも同時にセットし直すような
ショップさんっていったいどれだけあるんだろうか?

ECUだって全く同じです。

2台並べて乗り比べれば誰でも判るハナシなんですがそんな機会はほとんど
ありません。

このツボ10万で買えばタイムが上がるよって弊社がご提示したら
ホントに買ってくれそうなお得意さまって何名もいらっしゃいます。

ナマナマしいな。。。。

信者と揶揄されることも多いですがナニも最初からそうだったワケでは
ありません。

今回はイニシャルだけもヤめとこうと思いますが最初から弊社を訪れて
下さったメンバーさんってほとんどいらっしゃいません。

一度ハマったご経験があるからこそ今では全面的に弊社にお任せ下さって
自分で何かやってみようとは全くお考えにはならないようです。

それが正しいか正しくないかは今シーズンが証明します。

ver4への道・・・・・ネタ、その1

コレ、純正のECU内のとあるデータです。

 

 

中高速側のラムダってマップです。

ま、燃調のことです。

中高速側ってことは低速側はまた別にあります。

専門用語でオープンループ領域とクローズドループ領域って言います。

ナニ言ってんの  「(゚~゚)

ってなりますわな。

タマに雑誌等で出てくるA/Fってヤツに置き換えてみるとこんなんです。

 

 

何回もココで書いていますが機械には最適値ってのが存在します。

その最適値からはちょっと離れているように感じます。

ぶっちゃけ濃いんです。

つまりガソリンをムダに吹いちゃっているんです。

ムダに吹いちゃっている分、最適値よりも外れちゃってパワーも落ちれば
燃費も悪くなっちゃうんです。

じゃあ、いくつが正解なの? ってハナシなんですがコレがそんなカンタン
には行かないんですね。

そもそも何でメーカーがわざわざ最適値から外した濃いセットで我々に
提供しているのか? ってところから始まります。

ATFクーラーの必要条件と十分条件について検証していますネタ、その7

ATフルードとMTオイルの温度管理に関する弊社の考察、まとめてみます。

必要条件は

EGオイルは110度まで、水温は95度まで

って書きました。

もっと高くてもEG自体はだいじょぶですよ。

ただ、何回もココで書いてきましたがこの温度に抑えられるか? は、EG
以外のいろんなパーツに影響してきます。

EGオイルは110度まで、水温は95度まで、と抑えることができれば
MTオイルクーラーは必要ありませんがオイル交換はもちろん早め早めを
推奨します。

状態がイイMTならスッコスコ入りますしギアも鳴かないですから。

そしてATです。

サル走りをしても100度が十分条件って書きました。

コレもかなりハードルが高いんです。

でっかいATFクーラー付けりゃエエんちゃうの? ってなりますわな。

EGオイルと決定的に違うことが、元々Z34V36のATが持っている
純正の圧送圧力がそんなに高くないので闇雲にコアを増設するとATFの
流量が下がってしまうことに気が付きました。

コレはコレでかなりモンダイです。

オイルクーラーのコアってとてもいろんなタイプがあります。

○段、で語られることしか見たことがないオイルクーラーコアです。

もう10年以上前になりますがZ34用弊社製EGオイルクーラーについて
イロイロと詳細をココで書いてきました。

やはりEG保護の観点から#12のホースとそれに見合ったオイルクーラー
コアの選定に関する経緯をかなり書いてきました。

弊社製以外は#10のホースを使っていますがPorscheは純正で
#16です。

冷却性だけでなく流量にも着目した弊社EGオイルクーラーはもちろん
最大の効果を発揮して結果につながっていますし、多くのお客さまの
ご期待に応えてきました。

デフオイルクーラーもメンバーがSNS等でご報告下さっているように
一般市販品としては世界一冷えると思います。

多分。

何回も仕様変更を重ねてきました。

今シーズンはPさんとI町さまのクルマでガンガンにテストして検証を積み
いつも通り世界最高峰品質を掲げられると想います。

ATFクーラーの必要条件と十分条件について検証していますネタ、その6

交通安全週間ってヤツが始まりました。

思い返せば半年前の交通安全週間中に鈴鹿でネズミにやられました。

みなさんも9/30までは特に気をつけましょう。

最近の傾向として10/1(土)、2(日)あたりも要注意です。

交通安全週間が終わった直後って安心するドライバーも多いからソコを
ヤツらは狙ってくることもあります。

交差点の影には白バイが隠れているモンだと思って運転しましょう。

いつもはブッチしている黄色信号も止まりましょう。

最新のレーザーレーダー探知機だって無力ってことを自分で証明しました。

ともかくすぐソコで取り締まりをやっているって思って運転することが
肝要ですね。

さて、十分条件について考えてみましょう。

昨日も書いたように

EGオイルは110度まで、水温は95度まで

いろな意味で長く楽しむための必要条件です。

これを維持できればMTオイルの温度はだいじょぶです。

ATフルードはダメです。

カンタンに130度に達してFailSafeが介入してきます。

つまり変速しなくなってドライバーに異常を伝えてコレ以上サル走りするな
ってクルマが教えてくれるようにできています。

つまりATフルードの十分条件は30分間サル走りをしても100度まで、
ってのを弊社では理想としています。

コレまたかなりハードル高いですよ。

でも今までにATをの強化をしてきて焼きが入ったクラッチプレートを
観察してみるとATフルードってオーバークールくらいがちょうどイイ
そんな気がしてきます。

そのためにPさんやI町さんのクルマで今シーズン、もっとデータ取りを
積極的にやっていきますのでをいをいココで紹介します。

ATFクーラーの必要条件と十分条件について検証していますネタ、その5

イイことと悪いことは表裏一体で、まさに糾える縄の如しとは言ったモンです。

この歳になると1日平均で良く無いことが3つか4つくらい降りかかって
イイ事は1個あれば・・・・・ってカンジですよ。

でもそのイイ事のためにガンバレます。

今日のイイ事ってECUver4がいよいよ実践状態になりました。

スゲ〜〜苦労しました。

やってもやってもンまく行かない日々が半年以上は続いたかな・・・・・

ホントにフィードバック領域に苦しめられました。

でも、その分またまたとても詳しくなりました。

どう言うこと? って言いますとECUのデータを書き換えることは割と
カンタンですし日本中、いや世界中のショップさんで今日もあっちゃ
こっちゃで繰り広げられていると思います。

ところがです。

ただデータを書き換えただけだとダメなケースってのが多々あるんです。

こっから先はココでは公開しませんがかなり重要なハナシで、ソコがキチンと
できていないECUもたくさん見てきました。

ま、こっから先はお一人お一人お客さまのおクルマで結果を出して行きます。

で、良く無いこと・・・・

そんなハナシは聞きたか無いでしょうから心にしまっておきます。

さて、ATフルードクーラーを総括してみます。

その前に弊社が提唱する必要条件がEGオイルと水温の安定した温度管理と
言うことを改めて確認しておきましょう。

EGオイルは110度まで、水温は95度まで

これがイイ状態を維持し続けることができると考える弊社の経験値です。

もっと高くてもだいじょぶっちゃあだいじょぶだしダメって言ったらダメです。

どっちかハッキリしろ

ってなりますわな。

サーキットガンガンサル走りだとコレってかなりハードルは高いですよ。

純正バンパーだとまずムリですから。

例えばEGオイル、よほど変なのを入れない限り130度くらいまでは
イマドキだいじょぶです。

ただそれはEGオイルだけのハナシですね。

水温も同じです。

高価なクーラントなんか入れるよりも水温管理を徹底することの方がずっと
正解に近いと弊社では考えています。

以前にも何回か書きましたがデフオイルってモノにもよりますが150度
あたりでフいてしまいます。

200度までフかないデフオイルってのがいくつかあるんですがそれを
入れることが正解では無いと弊社では考えます。

デフオイルがフかないだけのハナシでデフ本体や特にシール類には確実に
ダメージを蓄積しています。

EGオイルや水温だって同じで温度管理がキチンとできているかできて
いないかでEGだけで無く配線やカプラーのプラスチック類、センサー
ゴム関係、ほとんど全てに影響を与えます。

だからこれから5年10年と最後のエンジン車を楽しみたいとお考えなら
まずは必要条件からクリアしておかないと、ってことです。

ATFクーラーの必要条件と十分条件について検証していますネタ、その4

オレのはATじゃねーし ( ̄ヘ ̄) y~~~~

ってお客さんだっていっぱいいると思います。

だからMTとATに共通する温度管理のハナシもしていきたいと思います。

古いハナシですがBNR32の時に初めてMTオイルクーラーと言うものを
付けたことを思い出しました。

その後、FDにも付けました。

効果はとても大きくてMTオイルの熱ダレでギアが入らなくなると言う症状は
すっかり解消できました。

じゃぁZ34は? と言いますと少なくとも2号機ではいくらサル走りを
してもMTオイルクーラーの必要性は感じたことがありません。

じゃあZ34はだいじょぶなのね、ってのはちょっと違うんです。

そもそもBNR32やFDに何でMTオイルクーラーを付けたかったって
ハナシなんですが20分30分とサル走りを続けているとMTオイルが
熱ダレしてギアが入らなくなってくるんです。

さっきも書いたか・・・・。

だから積極的にMTオイルを冷却するためにMTオイルクーラーを取り付けた
そんな経緯です。

少なくとも2号機では30分の周回を2本続けてもそんなことになった事は
ありません。

だからと言って安易にZ34はだいじょぶだよってハナシにもちょっと
ならないんですね。

コレもさっき聞いたよ ヾ(ーー;)

デフオイルの温度がガッツリ上がるのとMTオイルの温度上昇とはちょっと
様相が違うみたいです。

デフオイルの温度ががガッツリ上がるのはピニオンギアとベベルギアとの
剪断抵抗から発する熱なのは言うまでもありません。

それに対してMTオイルの温度上昇はもちろんギアから発生する熱も
ありますがいろいろデータをとっていくとエンジンの温度を拾っちゃって
いるパターンだ無視できないどころか大きな要素になっていることに
気が付きました。

ATやMTはエンジンと直結しています。

EGオイルの温度や水温が高いとそれに引っ張られてMTオイルやATFの
温度もどんどん上がって行く傾向が強いとわかりました。

そこを対策できているのといないのとでは2号機を始め多くのメンバーの
Z34V36のデータからではMTオイルの温度の最高値がナント!!
20度も変わることがあります。

だからまずはMTオイルの冷却に関する最大の律速段階がEGオイルの温度と
水温管理なんですね。

これちゃんとわかってキチンと情報発信しているショップさんっていったい
どれだけあるんだろ?

ATFクーラーの必要条件と十分条件について検証していますネタ、その3

ATフルードに限ったハナシじゃ無いんですね。

デフオイルクーラーの時もPSフルードクーラーの時も同じことを書きました。

EGオイルにはとても気を使うのにその他の油脂類は無頓着、もっと言えば
買ってから一回もPSフルードを交換したことが無い人ってほとんどです。

もうシーズン始まります。

今シーズンは今までとはちょっと、と言うかかなり様相が違います。

いろんなイベントで結果を狙いに行くメンバーも多いですし来年の5月の
初戦に向けて3秒、いや・・・・ってパターンもあります。

そのためには今シーズンの過ごし方がとても大きく影響してきます。

EGなんか壊したらもう早くも今シーズン終了です。

全く手が無いワケじゃあありませんが目標に向かって一つ一つ確実にクリアって
ロードマップは瓦解してしまいます。

だからこそ夏のシーズンオフの間にキッチリとメインテナンスを、って
チームメンバーもとても多いです。

EGはキチンとリフレッシュしました、でもデフ壊しました、AT滑りました
PS壊しました、ブレーキがもうダメです、それでは同じことの繰り返しです。

だからこそ弊社ではお客様のおクルマをお預かりして来シーズンしっかりと
ドライビングに集中できるようにサポートさせて頂いております。

で、ATのおハナシです。

ATフルードクーラーが付いているのにATが滑ってくる症例、ココんトコ
増えてきました。

原因はカンタンです。

そのATフルードクーラーだと充分に冷えていないんですね。

充分に冷えているかどうかなんて一般のお客様にはまずわかりません。

滑ってきた時に初めてわかります。

ダメだったじゃ〜〜ん

で、昨日も書きましたが漏れなく80万コースです。

特に弊社でATを強化して下さったお客様でPさん、I町さま、E本さまの
Z34が入庫中です。

せっかく強化してシフトレスポンスも良くなったATをイイ状態で長く維持する
ために弊社ではもっと攻めた冷却をご提示しています。

いつになるかわかんないですけど弊社のRZ34は9速ATです。

ATのシフトタイミングのプログラムができるようになってもっと攻めた
データを試したいので9速ATにしました。

さすがにお客さまのクルマで試すワケには行かないですからね。

PさんやI町さまのクルマだけで無くもちろん弊社のRZ34でもキチンと
データを蓄積しています。

CircuitConceptのATフルードクーラーがイチバン冷えるよ
って確証まで、もうチョイです。

ATFクーラーの必要条件と十分条件について検証していますネタ、その2

何もATに限ったハナシだけじゃ無いんですね。

そもそもATフルードの温度管理の重要性ってほとんど語られることも無い
ようですしMTオイルだって同じですね。

まずMTオイルの管理を怠るとギアが入らなくなるのなんてかなり初期症状で
いずれMT自体からワンワン鳴ってきます。

もうかなりの台数のMTがワンワン鳴っちゃっているのを見てきました。

で、その内ホントにギアが入らなくなる、と。

そうなるとMT本体交換しかありません。

幸いと言いますか日産純正MT本体はATと比較してず〜〜っと安いです。

さて、ATです。

以前にも書きましたがAT本体を新品交換すると工賃や油脂類も含めると
80万コースです。

だからこそと言っちゃあ何ですがATこそ気を配るべきと考えています。

初期の段階から弊社でATフルードクーラーをお取り付け下さったお客様の
クルマはやはり調子がイイです。

じゃあ調子が悪くなるとどうなるか? ってハナシです。

初期症状としてはギアチェンジの度に不要にEG回転が上がります。

いわゆるATが滑るってヤツです。

3年くらい前にPさんのATを強化した時にすっかり疲弊したAT内部の
クラッチプレートをご紹介したことがあります。

サーキットガンガンで11万キロだから寿命っちゃ寿命です。

ATFの温度管理が悪いとその寿命はずっと縮まります。

実際にはクラッチプレートが熱で焼きが入ってプレート同士のアタリが
悪くなるからATが滑り出すんです。

っつ〜〜ワケでATFは思いっきり冷やすのが正解です。

ココでひとつのギモンがアタマをもたげます。

ATFって何度までならOKなの?

フッフッフ       ー ̄)

もちろん弊社のお客 様にはデータをキチンと公開しています。

PさんやI町さまのクルマにATフルードクーラーと温度計を付けて後は
ガンガンに走ってもらったデータを今でも蓄積しています。

なんも対策をしていないとちょっとした山道を元気よく登って行っただけで
ATのfailsafeがかかってATが変速できなくなります。

メーカーだってコリャ危険水域ですよって教えてくれているんです。

そんなことを続けていると程なくATは滑り始めます。

一度焼きが入って反っちゃったATのクラッチプレートは自然治癒することは
絶対に無く、知識が無いショップ等に騙されて高っか〜〜いATフルードを
入れたところで症状が改善されることはありません。

つまりATフルードクーラーは絶対必要条件です。

オレのクルマにはもうATフルードクーラー付いてるよ。

コレもまたATを壊してしまう原因になることがあるんです。